普段は野球にも一生懸命取り組んでいるスポーツ少年。
そんな彼が今回、合唱の伴奏オーディションという新しい目標に挑戦しました。
2ヶ月弱という限られた期間の中で一生懸命練習し、日に日に演奏が変わっていく姿を見ながら、私も応援していました。
実は、オーディション当日は体調を崩してしまい、受けることができませんでした。
後日、改めてオーディションを受けることになり、同じ曲を希望する子が何人もいる中で、残念ながら今回は選ばれませんでした。
でも、その後のお母様からのご連絡に、私はとても嬉しくなりました。
オーディションが終わった後も、家でその伴奏曲を弾き続けているというのです。
そして、その後初めてのレッスンの日。
教室に入ってくるなりピアノに向かい、弾き始めたのは、やはりその伴奏曲でした。
学校の先生から言われたことを自分なりに考えて修正し、演奏にもさらに工夫が見られました。
「せっかくだから残しておこうね」と、その日の演奏は記念に動画に収めました。
今回の挑戦で変わったのは、伴奏の演奏だけではありません。
他の曲への取り組み方やレッスン中の集中力も格段に良くなり、以前にも増して「弾きたい」「できるようになりたい」という意欲が感じられるようになりました。
オーディションに選ばれることは、もちろん一つの大きな目標です。
でも、挑戦したからこそ得られるものは、結果だけではないのだと改めて感じます。
一つの目標に向かって練習すること。
思うような結果にならなくても、そこで終わりにせず、またピアノに向かうこと。
そして、「自分はここまで頑張れた」という経験を、次の一歩につなげていくこと。
それも、音楽を続ける中で育っていく大切な力なのだと思います。
今は1月の発表会に向けて、「次は何を弾こうか」と一緒に相談し、挑戦する曲も決まりました。
新しい目標ができて、本人も張り切っています。
伴奏オーディションへの挑戦が、また一つ次の扉を開いてくれたようです。
これからどんな演奏を聴かせてくれるのか、私も楽しみにしています♪