先日、グループレッスンの発表会が無事に終わりました。
今はホッとした気持ちとともに、どのクラスもこれまでの練習の中で一番の演奏を聴かせてくれたことを、とても嬉しく思っています。
中でも特に感慨深かったのは、今回が最後のグループ発表会となる8人の生徒たちです。
普段は5人と3人、それぞれ別のクラスでレッスンを受けている8人。
最後の発表会だからこそ、最近ではあまり演奏する機会のない、一人ひとりが違うパートを担当する「8人8パート」の曲に挑戦しました。
それぞれの持ち味が生かせるようにパートを考え、練習が始まりました。
8つの異なる音を合わせるのは、決して簡単ではありません。
同じフレーズを弾く仲間同士で部分練習をしたり、次々とメロディーが受け渡されるところを取り出したり。
お互いの音を聴きながらバランスを整え、呼吸を合わせることも、何度も何度も繰り返しました。
中には、おうちがピアノなのに足でベースを弾くことに挑戦した子もいます。
スポーツとの両立で忙しい中、練習や試合を終えてレッスンに通ってくれた子、続けることに悩んだ時期があった子もいました。
それでも、ご家庭の協力もいただきながら、仲間と一緒にここまで頑張ってきました。
そして迎えた本番。
舞台裏では、普段は違うクラスであまり話す機会のない子どもたちが、楽しそうに会話をしていました。
一つの曲を作り上げる中で、いつの間にか8人の間に一体感が生まれていたことを感じ、嬉しくなりました。
いよいよ演奏が始まると、一人ひとりが自分の役割をしっかりと果たし、8つの音が重なって素晴らしいハーモニーに。
その演奏を聴きながら、これまでの練習の日々が思い出され、胸がいっぱいになりました。
この8人の中には、2歳からレッスンを始めた子が2人、3歳からの子が2人います。
小さな手で鍵盤に触れていたあの子たちが、こんなにも成長したのだと思うと、感慨もひとしおです。
そして最後の表彰式。
メダルを胸にかけた子どもたちの誇らしげな表情が、とても印象的でした。
音楽を続ける中では、楽しいことばかりではありません。時には悩んだり、思うようにいかなかったりすることもあります。
それでも仲間と励まし合い、一つの音楽を作り上げた経験は、これから先もきっと子どもたちの力になってくれることでしょう。
8人で奏でた音楽が、これからも一人ひとりの心に残ってくれたら嬉しいです。